2014年12月28日日曜日

脚本賞の発表

『岡山ルネスホール脚本賞」の選考委員会が先日行われました。
その結果を発表いたします。

◯ 最優秀作品
「New York Minutes」   作:風早孝将 岡山県


◯佳作作品
「錆色の瞳 黄金の海」 作:夏目邦夫 京都府
 


※応募作品数:7本

※選考委員:
・関 美能留(演出家。劇団「三条会」主宰 )
・手塚 宏二(演劇ポータルサイト CoRich 舞台芸術!担当 演劇コラムニスト)
・小玉 康仁(NPO 法人 バンク オブ アーツ岡山 前理事長)


 ※公演(ルネスホール特別企画):
・3月29日(日)、30日(月) ルネスホールにて。


脚本をお寄せくださいました方々、ありがとうございました。

表彰式は、「演劇on岡山Ⅴ」の始まり日<1月11日(日)>に
稽古場(ワークルーム)にて行われます。

2014年12月26日金曜日

事前ワークショップ、終わる。


21日(日)と23日(祝)で、
2〜4回目のワークショップが終わりました。

菅原直樹さん、玉井翔さん、関美能留さん
それぞれの意図が明確に反映されたWSでした。

参加者も急用以外は全員がワークルームに足を運ばれて、
4回の、のべ人数が91名となりました。
そして、現在のところ32名の参加希望者がいます。(内、学生18名)

関さんのWSで、最初の一時間あれこれお伝えしたり
質問にお応えすることもできました。(なぜ、オーディションをしないのか等)

1月11日(日)の始まり日が楽しみです。

            地下の金庫跡のスタジオでの一コマ

記念写真の後の一コマ


輪になって語り合っている一コマ

2014年12月16日火曜日

事前ワークショップ、一回目が終わる

事前ワークショップの一回目が終わりました。







 一昨日(12/14・日)、ルネスホール(ワークルームで)、リーダーの菅田真理子さん
(インプロバイザー)の進行によるワークショップが行われ、20人の方々(18名の参加
者+2名のスタッフ)が3時間に亘って、様々なエクササイズを体験しました。

 インプロ(即興)のエクササイズは、もともと役者の癖(人間の癖)を気づかせるため
に考案されたものとお聞きしました。その中でも、今回特に強調されていたのが「失敗
を恐れずに表現してみよう」でした。他者に自分を表現し伝えるときに、人は得てして臆
するものですが、自分を素直に表現すれば案外他者にはきちんと受け止められて、共有
しあえるということを実感するエクササイズでした。

 20人の中の半数は学生(中学生〜大学生)で、しかも全員が「演劇on岡山Ⅴ」に参
加希望しています。ルネスに来る前は不安だった人もいたのですが、最後にはみんな打
ち解けてにこやかに帰っていきました。

 あと3回、事前ワークショップがあります。現在、定員を超え28名の参加希望者がいら
っしゃいますが、もしご希望の方がいらしたら今からでも構いませんからご連絡ください。
詳しい内容については、2つ前の記事をご覧ください。




 

2014年12月9日火曜日

脚本と、事前ワークショップ参加者

「岡山ルネスホール脚本賞」

9月から募集した「脚本」が、7本ルネスホールに届きました。

挑戦して下さった7名の方に感謝いたします。

選考委員会は20日過ぎに開かれ、年内に発表致します。


 事前ワークショップの参加者の締め切り(定員)が迫っています。

そして、4回の延べ人数は 92名となっています。

希望されている方はお早めに申し込んでください。


 

2014年10月30日木曜日

参加者募集




ルネスホールから、今年も新たな作品が生まれます。 
地域が演劇 という文化 を有するための一つの試みです。

公演:2015 3 29 日 (日)【昼公演】  3 30 日 (月)【夜公演】

演出: 関 美能留 氏 (演出家/劇団「三条会」主宰)

全国に募集している「岡山ルネスホール脚本賞」に選ばれた作品を上演し、
岡山(吉備)から発信します。そのために、一般公募 の役者と、岡山在住の
様々なアーティストと、演出家・関美能留氏が作品を創り上げます。

募 集 人 員  アクター 25
参 加 費 / 15,000 (大人) 5,000 (大学生以下)
対 象/中学生以上
資 格 / 稽古に7割以上参加が可能な方。
 毎週日曜日の昼と、平日の夜<水と金>を予定。
稽古期間/ 2015 111() 3 28 () (30回以上)
稽古場所/ ルネスホール・金庫棟 
 

参加ご希望の方は,まずはワークショップへ 
(舞台表現に必要な様々なワークショップを体験しましょう。
 前回参加された方もお願いします)

12 14 (日)        ・即興演劇 13:0016:00 リーダー : 菅田 真理子(インプロバイザー)
12 21 ()  ・演 劇   13:0016:00 リーダー    : 菅原 直樹(俳優)
12 23 (火・祝)ダ ン ス 10:0013:00 リーダー   :玉井 翔(ダンサー/振付家)
12 23 (火・祝)・演 劇   14:0017:00 リーダー   : 関 美能留(演出家)
WS参加費(各日程ごとに必要。当日にお持ちください。
 1,500 (学生 500 )/ 1 回  (12 23 日は 2 回実施
 
ワークショップ参加申し込み先▶maill / papopisingo@yahoo.co.jp (大塲)
事前のお申し込みをお願い致します。(ご氏名、電話番号を明記ください。)
駐車場はご使用になれません.他交通機関をご利用くださいますようお願いたします。
服装は動きやすいものでおいでください。また板場での活動ですので上靴をご用意ください。

 
稽古始まり 20151 11 () 13:3016:30(脚本賞授賞式から始まります)
当日、参加費(大人 :15,000円、大学生以下 :5,000)をお持ちください












2014年8月31日日曜日

岡山ルネスホール脚本賞<演劇on岡山Ⅴ>


[ルネスホール特別企画事業]
演劇on岡山

岡山ルネスホール脚本賞

「地域が演劇という文化を有する」ための一環として『演劇on岡山』は昨年度まで脚本を募集し、4回の公演を行ってきました。本年度は、「岡山ルネスホール脚本賞」と称し、次の概要・要項で作品を募集します。

<募集概要>
【作品】
・岡山のイメージや、ゆかりあるもの、そして歴史等といった関連するものを取り入れた作品。
・岡山在住の方や、岡山出身の方は自由にお書きください。
2014年の1月から11月までに書き下ろした作品。

【上演】
・受賞作品は、20153月下旬にルネスホール(岡山市北区内山下)にて上演予定です。
・上演時間は1時間半前後の予定です。

【演出】
・関 美能留氏(演出家。劇団「三条会」主宰)

【キャスト】
・一般公募(定員:25名 中学生以上 経験不問)

【応募資格】
・プロ・アマ問いません。
・共同脚本可(代表者を1名選出のこと)

【賞】
・受賞作は1作品とし、30万円を贈呈します。(佳作の賞を設置することがあります)

【選考委員】 
・関 美能留(演出家。劇団「三条会」主宰)
・手塚 宏二(演劇ポータルサイトCoRich舞台芸術!担当 演劇コラムニスト)
・小玉 康仁(NPO法人 バンク オブ アーツ岡山 前理事長)

【応募締切】
  20141130日(消印有効)

【結果発表】
  201412月中旬予定(ルネスホールホームページにて http://www.renaiss.or.jp/

【応募先】
 〒700-0824 岡山市北区内山下1-6-20 ルネスホール
「演劇on岡山」事務局 宛
 ※簡易書留にて郵送ください。

【お問合せ】
「演劇on岡山」事務局 担当:大場 
  papopisingo@yahoo.co.jp TEL 090-7997-0591

【主催】
  ルネスホール(NPO法人 バンク オブ アーツ岡山)  ルネス空間創造委員会
【後援】
  岡山県  岡山県教育委員会  岡山市  岡山市教育委員会  山陽新聞社



<募集要綱>

1.原稿はA4サイズを横に使用し、縦書きでお願いいたします。
2.1ページにつき縦35字程度×32行程度にて約70ページ、フォントはMSP)明朝かMS(P)ゴシックで、フォントサイズは12を基本としてください。
3.表紙にタイトル・本名(フリガナ)、郵便番号・住所・年齢・性別・職業・電話番号・メールアドレスを必ず明記してください。
4.ページ中央下にページ番号をナンバリングし、右肩をダブルクリップで留めて送付してください。
※他のコンクールに応募し入賞した脚本、または現在応募中の脚本は不可です。


 
【その他】
1.受賞作品の著作権は作者にあります。また、上演権については、「条件と期限等について取り決めた上」で著者がルネス
空間創造委員会と契約することになります。
2.舞台化に際しては脚本を補訂することがあります。
3.選考の内容、および結果に関わるお問い合わせにはお答えできません。
4.応募作品は返却いたしません。
5.応募者の個人情報は、<応募確認連絡、選考、受賞の連絡・発表>の目的で利用し、選考委員以外の第三者に提供する
ことはありません。

【過去の選考作品】
・演劇 on 岡山/「晴れ時々、鬼 」    : 大戸 彰三
・演劇 on 岡山/「月の鏡にうつる聲」  作:末原 拓馬  ※台湾新竹市公演(今年度)
・演劇 on 岡山/    なし


「演劇on岡山」
 岡山において豊かな舞台芸術を創るために、次の五点を活動の主眼とする。
 ルネスホールを拠点とし、誰でもが参加できる開かれた創造の場を構築する。
 優れた演出家を招聘し、岡山の地にゆかりのある物語を製作する。
 岡山在住の他分野のアーティストともに作品を製作する。
 演出および役者のレベルアップを目指した教育プログラムとして行なう。
 海外での公演に向けて作品を創作する。



<「演劇on岡山」出演者公募>

【公募期間】
   201410月中旬〜11月下旬
  ※詳細は10月発表のチラシをご覧ください。
【お問い合わせ】
「演劇on岡山」事務局 担当:大場
 papopisingo@yahoo.co.jp TEL 090-7997-0591




























2014年6月13日金曜日

おぼんろ公演(番外編Ⅱのお知らせ)


 新竹演劇公演「月の鏡にうつる聲」(演劇on岡山Ⅲ)の脚本

 末原拓馬氏が主宰する「おぼんろ」の岡山公演のお知らせ。


おぼんろ第11回本公演:岡山公演

~パダラマ・ジュグラマ~ 

 

あの暗がりの中で手を握り返したこと、ほんとうは後悔してる

それなのに僕は君が来るのを祈り待ちわびている

くるなくるなと静かに泣きながら・・・

 

○日時:6月27日(金)19:00~ 28日(土)12:00~ 17:00~

○場所:ルネスホール(岡山市北区内山下)

○チケット 一般3200円 高校生以下1000円 
            リピーター:1000円から言い値 

     *ボトルスティックチケット(2000円)あります。

○チケット予約・問い合わせ先 電話080-2941-0675(浦西)
 
 
 
*詳しくは、現代演劇on岡山、http://ameblo.jp/comtenporary/ へ。
 
 
 
   

 

 
 
 

2014年6月5日木曜日

新竹演劇公演(番外編Ⅰのご報告)


岡山市・新竹市友好交流協定締結10周年記念協定締結『新竹演劇公演』

 

作品名:「月の鏡にうつる聲」(一時間半)

事業

〇岡山演劇公演 420日(日)・14:00 ・17:00 ルネスホール

              *観客数:210人       

〇新竹演劇公演 429日(火) ①17:00 ②19:00 新竹市国際会議廰・

  ①    17:00 市民、新竹公演関係者、光復高級中学、 他136
  ②    19:00 中華大学の学生(日本語学科)3年と4年、他168人  

 計:304人(無料) 

 

参加者等

○演 出:関美能留(劇団三条会<千葉県>主宰)

○脚 本:末原拓馬(劇団おぼんろ<東京都>主宰)

○出 演:伊東みさき 浦西朔 大川由起子 岡村薫 尾川裕子 風早孝将 高月裕香 須田さくら
 田平幸治 田路寿乃 西園香 藤原康典 船越直子

〇スタッフ:照明(大塚友己) 音響(池田正則) 舞台美術(小林テレサ)

○企画・制作:大塲真護、中嶋徳美(ルネス空間創造委員会)

〇事務局:演劇moveon(出演者4名)

○総予算:約290万円
 
 
 

「新竹演劇公演(月の鏡にうつる聲)、2014、4/29」後に寄せられたおことば
 
 
中華大学 簡暁花(中華大學應用日語學系副教授)
 
このたび、おめでとうございます。
演出が本当に大成功でした。
心よりお祝いを申し上げます。
 
当初、台本を読んだ段階で、すでに涙ぽろぽろでしたが、本番になったら、やはりまた泣きました。桃太郎が温羅との悲劇の再開したとき、あまりも感動的なので、心が掴まれていたまま、つい抑えきれなかったんです。
 
あれは子供頃の約束を守っている友情や思い出が溢れている名場面です。
個人的には、何回見ても何回も泣くだろうと思います。
いい感動をいただいて本当にありがとうございました。
少し悲劇だが、心温まった作品でした。
役者のみんな、日ごろ本当に如何に発声練習、お稽古を積み重ねたことがしっかり伝わってきました。
特に当学科では、卒業公演があるので、その晩、学生たちが演出を見ながらずーと憧れていました。
学生にとってもいい勉強に違いありません。
 
また、大学訪問のことで、学生の相手にしていただいて、本当にありがとうございます。
日本人と話す機会はあまりないので、みんなわくわくしていました。
学生も皆様との会話のおかげで、少し成長できるようになるでしょう。
懇親会では、ボランティア学生が参加のことで、通訳の実践を少し体験するようになって、みんなおお喜んでいました。
 
以上、数々のことで、本当に大変ありがとうございます。
感想を集めることは、さきに蔡さんから聞きました。
担当の先生に頼んでおきます。
そのうち集まり次第、郵送したいと思います。
そこで、郵送のあて先を教えていただけませんか。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
 
 
中華大学生應用日語學系4年生① (51枚が送られてきましたが、その中から抜粋しました)
 
あの雨、あの啼き声、きっとウラが桃太郎の悲しさに出ていた涙と泣き声かもしれません。
開演の前に、期待とともにちょっと緊張しました。もし俳優のみんなは話し速ければきっと聞きにくいと思っていました。内容をわかりやすいため、ちゃんと中国語のあらすじを読んでみました。そして公演が始まりました。俳優のみんなは、話の流れがすごく速いと思ったけど。だいたい内容がよく分かりました。やはり、それは俳優さんの演技と中国語の訳文のおかげだと思いました。
最初は若い桃太郎たちが撮っても『楽しかった。でも、桃太郎が鬼を殺して、鬼の正体がウラだと発見したとき、桃太郎が叫んだとき、私は泣いていました。あんな悲しみ・恨み・痛みに染められたから、私は泣いていました。
けれど、ウラの微笑に癒されました。あのまことのことば、あの大事な人のために命をかけても大丈夫だという決意―。すごく感動させました。あの雨、あの啼き声、きっとウラが桃太郎の悲しさに出ていた涙と泣き声かもしらないと私はそう思います。
もし卒業したあと、また日本の演劇公演を見にいくチャンスがあれば、きっと見に行きますと決めました。
 
中華大学生應用日語學系4年生②
 
出演者の動作や声が私に大きな印象を残りました。これは伝統的な物語を変えたバージョンだろうと思います。歴史と人物の挑戦を加えた背景が、私に本番の出来事かどうかという創造の空間を作って、もっと演劇の現れていない続きを知りたい。後ろの部份、出演者がボールをオージアンスにあげて、台上の出演者に投げました。面白くて、笑い声が大きい、楽しいでした。長い演出なんですけど、プロの出演者が完璧にできました。去年の卒業公演に私も参加しましたので、舞台の上に立っている感じが深刻に残ります。自然で自信に演出するのは想像より難しいです。この楽しい演劇は私に深刻な印象を残りました。
 
中華大学生應用日語學系4年生③
 
私たちの生活もこの物語と似てると思います。見たことは真実を信じて、裏に何があったのは知らない場合はよくあります。ですが、人はよく自覚がないです。今回の演出は確かにただのストーリーですが、その中で深いことも見えると思います。
 
 
新竹市政府民政處國際與大陸事務科 
 
こんにちは、お世話になります。
この度、劇団の皆様本当にお疲れ様でした。
もうすばらしいしか思えない演出でした。
 
最初、言葉の壁がどうやって克服するのが心配でしたが
意外に観客の反応がよかったですね。
もう、大成功しか言えない公演です。
そして、皆様は舞台で溢れるパワーをしっかり伝わってきて、
たとえ、言葉が分からなくても演劇の気持ちと技術を感じるものがたくさんありましたと
観賞になった方々に言われていました。
 
きっと、観客の皆様はもしもあれば皆様今度の演出を期待しています。
もちろん、私でも楽しみにしております。
 
また、お会いしましょう。よろしくお願いします。